当校の修了制作では、毎回企画書を作成してもらっています。今回の記事は、企画書を作ることで制作がスムーズに進む、というお話です。
Webサイトなどの企画書は、クライアントに企画を採用してもらうために作るもので、決してサイト制作者が自分のために作るものではありません。しかし、企画書を作ることで、結果的に制作者側にもメリットがあります。
説得力のある企画書を作るには、コンセプトやターゲットを明確にし、クライアントに納得してもらうためのいろいろな施策を練らなければいけません。すると自然とその案件について深く考えることになり、制作者も情報の整理ができるので、その後の制作がスムーズに進むのです。
企画を通すためには「クライアントが納得するような内容」を考えなければいけないので、客観的な視点を意識しやすいと思います。ポートフォリオのための自主制作や、企画書が不要な案件でも簡単に企画書のようなものをまとめてから制作にあたると結果的に早く制作できるのではないでしょうか。