写真撮影時のライティングについて

本日、午前コースの訓練で写真撮影実習を行いました。カメラの機能解説やライティング、構図について解説を行った後、実際に写真を撮影してもらいました。今回は、写真撮影で重要になるライティングについてです。

写真は、人間の目で見た風景をそのまま表現できるわけではありません。肉眼で見て、明るいところも暗いところも細部まで判別できる場合でも、写真に撮ると白トビや黒ツブレを起こすことがあります。カメラは人間の目ほど柔軟に明るさの違いを写すことができないからです。そういったときには、ライティングを工夫して物の形がはっきり移るように調整をします。

点光源と面光源

写真撮影で扱う光源には、点光源と面光源があります。それぞれの光源で撮れる写真の陰影に違いが出ます。

点光源

点光源は電球など、小さい範囲から光を発する光源です。点光源で撮影すると陰影が強くなり、印象の強い写真になりますが、白トビや黒ツブレを起こしやすく、物の形が分かりにくくなってしまうことがあります。

面光源

面光源とは、点光源を半透明の板に当てて作った光源や、モニターのバックライトに使われるELなどの、広い範囲から光を発する光源のことです。面光源の光で撮影すると柔らかく光が当たり、極端に暗い部分や明るい部分ができるのを防ぐことができます。

レフ版などの反射光を利用する

レフ版(リフレクター)とは白や銀色の板で、撮影時の光を反射させるために使います。二つ折りの固い板状のものや、小さく折りたためる布状のものなどがあります。撮影してみて、影が濃くなりすぎてしまったときには、このレフ版などの反射光を使って影を薄くします。白い紙や板、アルミホイルなどでも代用可能です。

たとえば、左手前から照明で光を当てているとき、右奥にできる影が濃すぎるなら、右側にレフ版を置いて緩和するというように使います。

このように、写真を撮っていて明るさが思い通りにならないときに、ライティングで解決できることがあります。デジタル一眼を使った本格的な撮影でなくても、スマートフォンなどで撮影をする場合にも言えることなので、ぜひ活用してみてください。

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