月別アーカイブ: 2016年4月

Illustratorの整列機能まとめ3

Illustratorの整列パネルの機能紹介3回目です。今回は、整列パネル3段目(右上のプルダウンメニューからオプションを表示すると現れる)の等間隔に分布に含まれる機能をご紹介します。

等間隔に分布

オブジェクト同士の間隔を均等にする機能です。前回紹介した分布機能は、オブジェクトの上下左右や中央を等間隔に配置する機能なので、間隔を均等にしたいときは基本的にこちらを使います。

等間隔に分布

垂直方向等間隔に分布

一番上と一番下にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを垂直移動し、垂直方向の間隔が均等になるように配置します。

水平方向等間隔に分布

一番右と一番左にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを水平移動し、水平方向の間隔が均等になるように配置します。

Illustratorの整列機能まとめ2

前回からIllustratorの整列パネルの機能をご紹介しています。今回は整列パネル2段目のオブジェクトの分布に含まれる機能をご紹介します。

オブジェクトの分布

分布機能は効果が分かりづらい機能です。オブジェクトを等間隔に配置する機能と間違えやすいですが、実際はオブジェクトの上下左右や中央を等間隔にする機能です。大きさが同じオブジェクト同士を分布で並べた場合は間隔も均等になりますが、それ以外は間隔がバラバラになるので注意してください

垂直方向の分布

垂直方向の分布は、オブジェクトの上下左右や中央が等間隔になるように垂直移動する機能です。

垂直方向の分布

垂直方向上に分布

一番上と一番下にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを垂直移動し、各オブジェクトの上端が等間隔になるように配置します。

垂直方向中央に分布

一番上と一番下にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを垂直移動し、各オブジェクトの中心が等間隔になるように配置します。

垂直方向下に分布

一番上と一番下にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを垂直移動し、各オブジェクトの下端が等間隔になるように配置します。

水平方向の分布

水平方向の分布は、オブジェクトの上下左右や中央が等間隔になるように水平移動する機能です。

水平方向の分布

水平方向左に分布

一番右と一番左にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを水平移動し、各オブジェクトの左端が等間隔になるように配置します。

水平方向中央に分布

一番右と一番左にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを水平移動し、各オブジェクトの中心が等間隔になるように配置します。

水平方向右に分布

一番右と一番左にあるオブジェクトの間で他のオブジェクトを水平移動し、各オブジェクトの右端が等間隔になるように配置します。

Illustratorの整列機能まとめ1

今回から数回に分けて、Illustratorの整列機能についてまとめます。整列機能は、オブジェクトを上下左右に整列したり、等間隔に配置したりする機能で、レイアウトを行う際に非常に便利です。名前を見るとどんな機能なのか分かりづらいですが、整列パネルに並んだアイコンを見ると効果がイメージしやすいと思いますので、アイコンの画像も表示しておきます。

整列パネルでは、オブジェクトの整列、オブジェクトの分布、等間隔に分布、整列オプションの機能があります。初回の今回はオブジェクトの整列に含まれる機能をご紹介します。

オブジェクトの整列

水平方向の整列

水平方向の整列は、オブジェクトの左右や中央を垂直の軸で揃えます。整列の軸は垂直ですが、「水平移動」して整列させるので「水平方向」の整列という名前です。

水平方向の整列

水平方向左に整列

最も左にあるオブジェクトの左端を基準に、他のオブジェクトを水平移動して整列させます。

水平方向中央に整列

オブジェクトを水平移動して中央を整列させます。

水平方向右に整列

最も右にあるオブジェクトの右端を基準に、他のオブジェクトを水平移動して整列させます。

垂直方向の整列

垂直方向の整列は、オブジェクトの上下や中央を水平の軸で揃えます。整列の軸は水平ですが、「垂直移動」して整列させるので「垂直方向」の整列という名前です。

垂直方向の整列

垂直方向上に整列

最も上にあるオブジェクトの上端を基準に、他のオブジェクトを垂直移動して整列させます。

垂直方向中央に整列

オブジェクトを垂直移動して中央を整列させます。

垂直方向下に整列

最も下にあるオブジェクトの下端を基準に、他のオブジェクトを垂直移動して整列させます。

Illustratorパスファインダーまとめ5~アウトラインと背面オブジェクトで型抜き~

5回にわたってIllustratorのパスファインダーの効果について書いてきました(初回はこちら)。最後の今回は、アウトラインと背面オブジェクトで型抜きです。アウトラインは使いどころが難しく、使う機会が少ないと思いますが、他の効果と同じように色々なケースで適用結果を画像にしてあります。

パスファインダーまとめ5

アウトライン

線のみのオブジェクトでパスの輪郭を取ります。パスが交差している部分はバラバラのオープンパスになります。塗りは無しになり、線の色は表面に見えていたオブジェクトの塗りの色になります。作成される線の線幅は0pxになっているので、使用する際は線幅を変えてください。なお、線のみのオブジェクトに適用した場合は塗りも線も無しのオブジェクトが出来ます。

アウトライン1

アウトライン2

アウトライン3

アウトライン4

アウトライン5

アウトライン6

背面オブジェクトで型抜き

前面オブジェクトで型抜きの反対で、最前面オブジェクトのオブジェクトが重なっていない部分が残ります。塗りと線の色は最前面オブジェクトのものになります。最前面オブジェクトの塗りに色を付けたとき、面ができない場合は適用されません。また、適用後のオブジェクトはクローズパスになります。

背面オブジェクトで型抜き1

背面オブジェクトで型抜き2

背面オブジェクトで型抜き3

背面オブジェクトで型抜き4

背面オブジェクトで型抜き5

背面オブジェクトで型抜き6

Illustratorパスファインダーまとめ4~刈り込みと合流~

前回に引き続き、パスファインダーのまとめです。4回目の今回は刈り込みと合流です。この二つのパスファインダーは効果が似ています。

パスファインダーまとめ4

刈り込み

パスが重なって隠れている部分を削除します。塗りの色は元々のオブジェクトのものになり、線は消えます。線のみのオブジェクトでは適用できません。合流との違いは、隣り合ったオブジェクトの塗りの色が同じ場合に、1つに結合されず、バラバラになる点です。

刈り込み1

刈り込み2

刈り込み3

刈り込み4

刈り込み5

刈り込み6

合流

パスが重なって隠れている部分を削除します。塗りの色は元々のオブジェクトのものになり、線は消えます。線のみのオブジェクトでは適用できません。刈り込みとの違いは、隣り合ったオブジェクトの塗りの色が同じ場合に1つのオブジェクトに結合される点です。

合流1

合流2

合流3

合流4

合流5

合流6

Illustratorパスファインダーまとめ3~分割と切り抜き~

前回までの続きで、パスファインダーの紹介です。前回、パスファインダーパネルの上段「形状モード」の紹介が終わりました。次は下段の「パスファインダー」ですが、今回は「分割」と「切り抜き」です。「刈り込み」と「合流」は似た効果なので次回まとめてご紹介します。

パスファインダーまとめ3

分割

パスが交差している部分で分割し、バラバラのクローズパスにします。塗りと線の色は基本的に、表面に見えていたオブジェクトのものになりますが、線のみの場合などに例外もあります。

分割1

分割2

分割3

分割4

分割5

分割6

切り抜き

背面の全てのオブジェクトが最前面オブジェクトの形で切り抜かれます。塗りの色は元々のオブジェクトと変わらず、線は無くなります。背面のオブジェクトが線のみだった場合は消えてしまいます。また、最前面オブジェクトの、どのオブジェクトとも重なっていない部分は塗りと線の無いパスになります。

切り抜き1

切り抜き2

切り抜き3

切り抜き4

切り抜き5

切り抜き6

Illustratorパスファインダーまとめ2~交差と中マド~

前回の記事から引き続き、パスファインダーの適用結果をご紹介します。今回は交差と中マドです。

パスファインダーまとめ2

交差

選択したオブジェクトが全て重なっている部分のみ残ります。塗りと線の色は最前面オブジェクトのものになります。オブジェクトが全て重なっている部分が存在しない場合は適用されません

交差1

交差2

交差3

交差4

交差5

交差6

中マド

重なったオブジェクトの枚数が偶数の部分に穴が開きます。塗りと線の色は最前面オブジェクトのものになります。

中マド1

中マド2

中マド3

中マド4

中マド5

中マド6

Illustratorパスファインダーまとめ1~合体と前面オブジェクトで型抜き~

今回の記事から数回に分けて、Illustratorのパスファインダーについてまとめます。パスファインダーは非常によく使う機能ですが、効果が分かりづらいです。Illustratorを使い慣れている方でも、完全に理解している方は少ないと思います。

沢山種類があるパスファインダーにそれぞれどんな性質があるのか理解を深めるには、実際に色々な条件で試してみるのが一番です。今回は色々な条件で実際にパスファインダーを適用した画像を用意しました。それぞれどんな適用結果かご確認ください。

なお、この記事のパスファインダー適用結果はCS6のものです。他のバージョンでは異なる結果になることがあるかもしれませんのでご注意ください。

パスファインダーまとめ1

合体

複数のオブジェクトが合体した形を作ります。塗りと線の色は最前面オブジェクトのものになります。塗りに色を付けたとき、面ができない図形同士では適用されません。また、適用後のオブジェクトはクローズパスになります。

合体1

合体2

合体3

合体4

合体5

合体6

前面オブジェクトで型抜き

最背面のオブジェクトの、オブジェクトが重なっていない部分だけ残ります。塗りと線の色は最背面オブジェクトのものになります。最背面オブジェクトの塗りに色を付けたとき、面ができない場合は適用されません。また、適用後のオブジェクトはクローズパスになります。

前面オブジェクトで型抜き1

前面オブジェクトで型抜き2

前面オブジェクトで型抜き3

前面オブジェクトで型抜き4

前面オブジェクトで型抜き5

前面オブジェクトで型抜き6

Illustrator 「キーを押しながら」の操作色々2

Illustrator 「キーを押しながら」の操作色々2

前回記事の続きで、「キーを押しながら」の操作をまとめます。

「キーを押しながら」の操作ツール別まとめ2

前回も書きましたが、押しながらドラッグ&ドロップする操作のほとんどは、「ドラッグし始めてからキーを押し、ドロップするときも押したまま」にしないとうまくいきません。そのため、ここではあえて「押しながらドロップ」と表記しています

長方形ツール / 楕円形ツール

キー操作( Win / Mac ) 効果
Shift 押しながらドロップで、正方形/正円を描画
Alt / option 押しながらドロップで、図形の中心から描画
space 図形描画中、押しながらドラッグで図形の描画位置を移動

角丸長方形ツール

キー操作( WIN / MAC ) 効果
↑ ↓(方向キー上下) 図形描画中、クリックで角丸の半径を調整
その他、長方形ツールとほぼ同様

多角形ツール

キー操作( Win / Mac ) 効果
Shift 押しながらドロップで、角度の整った図形を描画
↑ ↓(方向キー上下) 図形描画中、クリックで辺の数を増減

スターツール

キー操作( Win / Mac ) 効果
Shift 押しながらドロップで、角度の整った図形を描画
Ctrl / command 図形描画中、押しながらドラッグで第二半径を固定したまま第一半径のみ拡大・縮小
Alt / option 押しながらドロップで、整った星型を描画
space 図形描画中、押しながらドラッグで図形の描画位置を移動
↑ ↓(方向キー上下) 図形描画中、クリックで点の数を増減

文字ツール

キー操作( Win / Mac ) 効果
Shift 押している間、各種縦書きツールへ切り替え
[文字(縦)ツール][エリア内文字(縦)ツール][縦書きパス上文字(縦)ツール]へ切り替え
ドラッグでテキストエリア作成中、押しながらドロップで正方形のテキストエリアを作成
Alt / option エリア内文字ツール/パス上文字ツールの切り替え
(クローズパスにカーソルを持っていくと、通常はエリア内文字ツールになるが、Altを押すとパス上文字ツールに切り替わる。オープンパスではパス上文字ツールがエリア内文字ツールになる。)
ドラッグでテキストエリア作成中、押しながらドロップで中心からテキストエリアを作成

これらのツール以外にも、「キーを押しながら」の操作があるツールは沢山あります。押すキーはShiftキーかAlt(Option)キー、Ctrl(Command)キーであることがほとんどなので、色々なツールで試してみてください。

Illustrator 「キーを押しながら」の操作色々1

Illustrator 「キーを押しながら」の操作色々1

Illustratorのツールには、使用中にShiftキーやAlt(Option)キー、Ctrl(Command)キーなどを押すと、ツールの機能が一部変化したり、一時的に別のツールに切り替わったりするものがあります。これらの機能を使わなくても作業はできますが、使った方が効率の良い便利な機能が多いです。そこで、「キーを押しながら」の操作にどんなものがあるのか、代表的なツールについてまとめました。長くなるので後半は次回記事に分けています。

「キーを押しながら」の操作ツール別まとめ1

押しながらドラッグ&ドロップする操作のほとんどは、「ドラッグし始めてからキーを押し、ドロップするときも押したまま」にしないとうまくいきません。そのため、ここではあえて「押しながらドロップ」と表記しています

多くのツール共通

キー操作( Win / Mac ) 効果
Ctrl / command 押している間選択ツールかダイレクト選択ツールへ切り替え(最後に使った方のツールへ切り替わる)
space 押している間手のひらツール(表示位置移動)へ切り替え
Ctrl + space / command + space 押している間ズームツール(拡大)へ切り替え
Ctrl + Alt + space / command + option + space 押している間ズームツール(縮小)へ切り替え

選択ツール / ダイレクト選択ツール

キー操作( Win / Mac ) 効果
Shift 押しながらクリックで複数選択/選択解除
移動中、押しながらドロップで45°単位の移動
(オブジェクト、アンカー、ハンドルなど)
※選択ツールのみ
拡大・縮小の際、押しながらドロップで縦横比を変えずに拡大・縮小
※選択ツールのみ
回転中、押しながらドロップで45°単位の回転
Ctrl / command 押している間選択ツール / ダイレクト選択ツールを切り替え
押しながらクリックをくり返して背面オブジェクトを選択
(クリックするたびに1つ背面のオブジェクトに移る)
Alt / option 移動中、押しながらドロップで移動先にコピー
※選択ツールのみ
拡大・縮小の際、押しながらドロップで中心から拡大・縮小
※ダイレクト選択ツールのみ
押している間グループ選択ツールへ切り替え

ペンツール

キー操作( Win / Mac ) 効果
Shift 押しながらクリック / ドラッグで、前回アンカーを打った地点から45°単位の方向に限定してアンカーを打つ
(水平や垂直、斜め45°の線を描くときは、クリック→Shift+クリック)
ハンドルを伸ばしているとき、押しながらドロップでハンドルの方向を45°単位に限定
Alt / option 押している間アンカーポイントの切り替えツールへ切り替え
space ハンドルを伸ばしているとき、押しながらドラッグで描画中のアンカーポイントを移動

次回記事では、図形描画ツールや文字ツールの「キーを押しながら」の操作をまとめます。