月別アーカイブ: 2016年6月

CSS 子孫セレクタの書き方

前回の記事で基本のセレクタidセレクタとclassセレクタの書き方を記事にしました。今回も代表的なセレクタの記述方法、子孫セレクタの書き方を紹介します。

子孫セレクタの書き方

子孫セレクタの書き方

要素名やid名、class名を半角スペースで区切って記述することで子孫セレクタになります。半角スペースで区切った後に書いた要素は、前の要素の子孫(中に入っている、下の階層の)要素という意味になります。子孫要素なので、直下の子要素をとばして「親要素 孫要素」と書いても大丈夫です。

注意してほしいのが、子孫セレクタは直下の子要素を指定するものではなく、子孫ならすべて対象になる点です。「子要素にスタイルを適用するつもりが同じ条件を満たしている孫要素にも適用されてしまった」ということもあるので気を付けてください。

記述例

HTML

<section id="wrap">
  <h2 class="sample">サンプル</h2>
  <p class="sample">サンプルです。</p>
  <div>
    <p class="sample">これもサンプルです。</p>
  </div>
</section>

CSS

#wrap .sample { color: red; }

h2要素や、div要素の中に入っているp要素も含め、全ての.sampleの要素の文字色が赤になります。

#wrap p.sample { color: red; }

#wrap直下のp要素と、div要素の中に入っているp要素の文字色が赤になります。

#wrap div .sample { color: red; }

div要素の中に入っているp要素の文字色が赤になります。

CSS idセレクタ・classセレクタの書き方

今回の記事は、CSSの基本的なセレクタの、idセレクタとclassセレクタの書き方についてです。idとclassは、慣れないうちどっちがどっちだったか分からなくなりやすいです。違いをしっかり確認しておいてください。CSSの基本構造については以前記事を書いているのでそちらをご覧ください。

CSSの基本構造

id名とclass名の付け方(HTML)

id名とclass名をCSSでセレクタにするためには、HTMLにid属性とclass属性で名前を付けなければいけません。CSSとHTMLで全く同じ名前になっていれば、名前を付けた要素にスタイルが適用されます。下は記述例です。

<h1 id="sample01">サンプル</h1>
<p class="sample02">idとclassの記述例です。</p>

名前を付ける際のルール

  • 記号は「 – (ハイフン)」と「 _ (アンダースコア)」のみ
  • 先頭に数字や記号は使えない

上記ルールを守っていれば好きな名前を付けることが可能です。他の人が見ても分かりやすい名前を付けてください。

idセレクタとclassセレクタの書き方(CSS)

CSSでid名やclass名をセレクタとして指定する際は、id名は先頭に「#(ハッシュ)」を、class名は先頭に「 . (ドット)」を付けてセレクタにします。

記述例

id名sample01とclass名sample02をセレクタした例です。

#sample01 { font-weight: bold; }
.sample02 { color: #333; }

Photoshop トーンカーブで色味を調整する方法

前回の記事で、レベル補正を使って色味を調整する方法をご紹介しました。今回の記事では、トーンカーブを使って色味を調整する方法をご紹介します。トーンカーブは多くの場合、明るさやコントラストを調整するのに使われますが、一般的な使い方については前回も紹介した下記連載で非常に詳しく、分かりやすく紹介されているので、ここではあえて色味の調整に使う場合に焦点を当てて記事にします。

レベル補正参考サイト:

トーンカーブで色味の調整をする方法

トーンカーブ設定画面

前回紹介したレベル補正で色味を調整する方法と同じように、トーンカーブで色味を調整するには、チャンネルの項目をRGB以外にする必要があります(上の画像で枠を付けた部分)。チャンネルをレッド、グリーン、ブルーのいずれかにすることで、それぞれのチャンネルを個別に編集することができ、結果的に画像の色味を変えることが可能です。

レベル補正で調整する場合と違い、諧調ごとに細かく調整が出来るので、「暗い部分だけ青っぽく、明るい部分はそのまま」といったこともできます。

下に、具体的な例をいくつか挙げていきます。微妙な変化なので、先に調整後の画像をまとめて表示し、その後具体的なカーブの形を紹介します。

元画像  明るい部分を黄色くした例 暗い部分を青くした例明るい部分を黄色く、暗い部分を青くした例

暗い部分だけ青っぽく、明るい部分はそのままにしたい場合、ブルーチャンネルを選択し、カーブの左の方を上に曲げ、残りの部分はできるだけそのままにします。
暗い部分を青くするトーンカーブ
明るい部分だけ黄色っぽく、暗い部分はそのままにしたい場合、ブルーチャンネルを選択し、カーブの右の方を下に曲げ、残りの部分はできるだけそのままにします。
明るい部分を黄色くするトーンカーブ
明るい部分は黄色っぽく、暗い部分は青っぽくしたい場合、ブルーチャンネルを選択し、カーブの右の方を下に曲げ、左の方を上に曲げ、残りの部分はできるだけそのままにします。
明るい部分を黄色く、暗い部分を青くするトーンカーブ
前回の記事でも書きましたが、RGBの色の関係については、同じ色調補正の機能であるカラーバランスの三本のスライダーの色を見ると理解しやすいです。ブルーの反対側にイエローがあることから、ブルーの明るさを暗くする=黄色を強くするということになります。

カラーバランス設定画面

Photoshop レベル補正で色味の調整をする方法

今回の記事では、レベル補正を使って色味を調整する方法をご紹介します。レベル補正は多くの場合、明るさを調整するのに使われますが、一般的な使い方については下記ページで非常に詳しく、分かりやすく紹介されているので、ここではあえて色味の調整に使う場合に焦点を当てて記事にします。

レベル補正参考サイト:「レベル補正」を使ったプロフェッショナルな色調補正 | Photoshop 色調補正ゼミナール | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO

この連載は非常に詳しく、他の記事も参考になるものばかりでお勧めです。

レベル補正で色味の調整をする方法

レベル補正設定画面

レベル補正で色味を調整するには、チャンネルの項目をRGB以外にする必要があります(上の画像で枠を付けた部分)。チャンネルをレッド、グリーン、ブルーのいずれかにすることで、それぞれのチャンネルを個別に編集することができ、結果的に画像の色味を変えることが可能です。

下に、具体的な例をいくつか挙げていきます。ここでは下の海の画像を調整しました。

元画像

赤っぽい写真にしたい場合、レッドチャンネルを選択し、中央の灰色のつまみを左に動かします。もしくは、グリーンとブルーのチャンネルの灰色のつまみを右に動かしても赤っぽくなります。前者の場合明るめの赤っぽい写真に、後者の場合暗めの赤っぽい写真になります。

赤っぽくした例

青っぽい写真にしたい場合、ブルーチャンネルを選択し、中央の灰色のつまみを左に動かします。もしくは、レッドとグリーンのチャンネルの灰色のつまみを右に動かしても青っぽくなります。前者の場合明るめの青っぽい写真に、後者の場合暗めの青っぽい写真になります。

青っぽくした例

黄色っぽい写真にしたい場合、ブルーチャンネルを選択し、中央の灰色のつまみを右に動かします。もしくは、レッドとグリーンのチャンネルの灰色のつまみを左に動かしても黄色っぽくなります。前者の場合暗めの黄色っぽい写真に、後者の場合明るめ黄色っぽい写真になります。

黄色っぽくした例

ブルーチャンネルを動かして黄色っぽくなるというのは分かりづらいかもしれませんが、これはRGB画像の性質なので慣れていくしかありません。RGBの色の関係については、同じ色調補正の機能であるカラーバランスの三本のスライダーの色を見ると理解しやすいです。ブルーの反対側にイエローがあることから、ブルーの明るさを暗くする=黄色を強くするということになります。

カラーバランス設定画面

Photoshop 変形するレイヤーはスマートオブジェクトにするのがおすすめ

Photoshopで画像を編集するとき、(拡大・)縮小したり、変形したりする予定があるなら、レイヤーをスマートオブジェクトに変換しておくことをお勧めします。スマートオブジェクトに変換すると、変形や縮小をしても画像の元データが維持され、再度元の形に戻すことが可能になります。

画像を縮小した後拡大した際の比較

下の600px*450pxの画像を、一度100px*75pxに縮小してから元の大きさに戻したらどうなるか、スマートオブジェクトと通常のレイヤーで比較してみます。

元画像

通常のレイヤー

通常のレイヤー

通常のレイヤーの場合は、縮小した時点でピクセルが荒くなるので、元の大きさに拡大したらぼけてしまいます。通常のレイヤーでは、一度縮小したら拡大はしないように気を付けてください。

スマートオブジェクト

スマートオブジェクト

スマートオブジェクトでは、元の大きさに戻す分には画像は荒れません。これは、縮小しても元画像のデータが残っているからです。ベクターデータをスマートオブジェクトにした場合は、さらに自由に拡大・縮小が出来ます。

ただし、スマートオブジェクトに変換すると、レイヤーを選択していても、画像を直接変更する操作(ブラシで描いたり、いらないものを消したりする操作)はできなくなります。画像を直接変更したいときは、スマートオブジェクトのサムネイルをダブルクリックしてスマートオブジェクトの元データを開き、編集した後保存すれば反映されます。

HTML 相対パスの書き方

相対パスは、慣れないうちは書き方がややこしく感じられるかもしれません。しかし、サイト内リンクや画像の指定、cssファイルのリンクなど、さまざまな場面で使うファイルパス(ファイルの場所)の書き方なので、書き方をしっかり覚えるようにしてください。

絶対パスと相対パス

ファイルパスの書き方には絶対パスと相対パスがあります。絶対パスは「http://~」などで始まるURLのことで、そのファイルの住所のようなものです。一方相対パスは、「あるファイルから見た別のファイルの場所」で、目的のファイルまでの道のりのようなものです。

相対パスの書き方

相対パスは、パスを記述するファイルから見た参照するファイルへの道のりのようなものです。参照するファイルが同じフォルダの中に入っている場合はファイル名だけでOKですが、別のフォルダ(ディレクトリ)にある場合は記述方法が下のように変わってきます。

参照するファイルが下の階層にある場合

「フォルダ名/ファイル名」のように記述します。「/」が下の階層に下がるという意味になります。何階層も下の場合は「フォルダ名/フォルダ名/ファイル名」のように記述します。

参照するファイルが上の階層にある場合

「../ファイル名」のように記述します。「../」が上の階層に上がるという意味になります。何階層も上がる場合は「../../ファイル名」のように記述します。

相対パスの記述例

下の画像のようなファイル構造のときのファイルパスの書き方を、例として挙げます。

ファイル構造

画像のindex.htmlにstyle.cssを読み込む場合のlink要素

<link rel="stylesheet" href="assets/css/style.css">

画像のindex.htmlにbg.jpgへのリンクを記述する場合のa要素

<a href="assets/image/bg.jpg">画像</a>

画像のstyle.css内の記述でbg01.jpgを背景として指定する場合のbackground-imageプロパティ

background-image: url(../image/bg.jpg);

HTML em要素とstrong要素の使い分け

HTML5では、文書の意味づけをすることが重要視されているので、そのためのタグが沢山あります。中には使い分けが難しい要素もあるので、記事にします。

em要素とstrong要素の使い分け

今回は、em要素とstrong要素の使い分けです。em要素はブラウザで表示した際斜体になり、strong要素は太字になりますが、これらの要素はあくまでも文書の意味づけをするためのものなので、見た目を変えるために使うのは間違いです。

要素の意味

em要素

強勢(アクセント)を表します。文章の中で、強調したい(アクセントを付けたい)部分に使います。em要素でマークアップすることで、文章のニュアンスが変わります。

strong要素

文書の中で重要な意味を持っている部分を強調したいときに使います。strong要素でマークアップすることで文章のニュアンスが変化することはありません。

使用例

em要素

<p>カエルは<em>両生類</em>だ。</p>
<p><em>カエル</em>は両生類だ。</p>

2行とも同じ文章ですが、上の行は「両生類」がemでマークアップされているので、「カエルは(爬虫類や魚類ではなく)両生類だ。」というニュアンスの文章になります。一方下の行は、「カエル」がemでマークアップされているので、「(イモリやサンショウウオではなく)カエルは両生類だ。」というニュアンスの文章になります。

このように、文章の中で強調したい(アクセントを付けたい)部分をマークアップするのがem要素です。重要な部分をマークアップするものではありません

strong要素

<p>カエルは<strong>爬虫類ではない</strong>。</p>

文章中で、「爬虫類ではない」という部分が重要だと示すためにstrong要素でマークアップしています。重要な部分を表す要素なので、それほど重要ではないけれど強調したい部分には別の要素(emやb)を使います

Illustrator グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法3

Illustrator グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法3

前回の記事の続きで、グラデーションメッシュでリアルトレースをするときのポイントを書いていきます。

リアルトレースの方法

メッシュ作成時のポイント

色は画像からスポイトで取る

リアルトレースの場合は、写真そのままの色にするために、画像からスポイトを使って色を取ります。画像から色を取るときは、色を変えたいメッシュのポイントを選択し、画像をスポイトツール(ショートカット”I”)でクリックします。ただし、スポイトの設定によってはクリックだけで色を取ることができないので、あらかじめ次のように設定しておきます。

  1. スポイトツールをダブルクリックしてスポイトツールオプションを出す
  2. 「スポイトの抽出」の「アピアランス」のチェックを外す

スポイトツールオプションの設定

色を変えるときはダイレクト選択ツールとスポイトツールを繰り返し使うので、スポイトツールでCtrlを押した際にダイレクト選択ツールに切り替わるようにしておく(選択ツールより後にダイレクト選択ツールを使っておく)と便利です。

メッシュがずれてしまったら

複雑な形を作成していると、メッシュが輪郭から飛び出たり、うまく形に合わなかったりすることがあります。そういう時は、メッシュのポイントを移動してメッシュを整えます。しかし、ダイレクト選択ツールやメッシュツールで単にドラッグした場合、交差するメッシュの形まで変わってしまいます。

これでは調整が大変なので、交差するメッシュを動かさずにアンカーポイントを動かしたいときは、メッシュツールでShiftを押しながらドラッグします。この操作はダイレクト選択ツールではできないのでご注意ください。

メッシュツールでShift押しながらドラッグ

質感はブラシや効果を使って出す

グラデーションメッシュだけではざらざらした質感などは出せません。質感を出したいときは、効果やブラシを使ってください。

ショートカットを活用

リアルトレース中は、メッシュツール、ダイレクト選択ツール、スポイトツールの3つを頻繁に切り替えて使います。そのため、下記ショートカットを使うことをお勧めします。

  • U“でメッシュツールに切り替え
  • A“でダイレクト選択ツールに切り替え
  • I “でスポイトツールに切り替え
  • Ctrl で押している間だけダイレクト選択ツールに切り替え

リアルトレースは根気のいる作業なので、細かい作業時間の短縮が、積もり積もって大幅な時短につながります。

今回解説用に使用したイラストのメッシュは、下のようになりました。カップ内側のハイライトはブラシを使用しています。

完成したメッシュのアウトライン表示

Illustrator グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法2

Illustrator グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法2

前回に引き続き、グラデーションメッシュについてです。グラデーションメッシュは、慣れないと思い通りにグラデーションを作ることが難しいため、習得するのを断念してしまう方も多い機能です。メッシュの使い方に慣れるには、写真をリアルにトレースするリアルトレースがおすすめです。メッシュで出来た写真のようなベクターデータは、拡大縮小しても画像が荒れないので、実際の広告などにも使われることがあります。

リアルトレースの方法

準備

下絵の準備

トレースしたい写真を埋め込みで配置し、写真のレイヤーをテンプレートレイヤーにします。写真を埋め込みで配置しないと、後でスポイトを使って色を取る際に色が変わってしまいます。

メッシュの準備

メッシュは、四角形を変形して作るとグラデーションの方向を制御しやすいので、基本の四角いメッシュを作成し、目的の形に変形していく「矩形変形法」が一般的です。基本の四角いメッシュをあらかじめ作っておき、コピーして使うと便利です。

ベースのメッシュ

基本のメッシュは小さめの四角形で、オブジェクト>グラデーションメッシュを作成 で「行数2 / 列数2」のメッシュにします。

なぜ四角から作るのか

四角いメッシュは縦横にメッシュが入り、グラデーションの方向を制御しやすいです。これが例えば丸や三角だった場合、メッシュが曲がったりして変形しづらくなります。複雑な形になればなるほどこの傾向が顕著なので、単純なメッシュになる四角形で作成します。

四角形はメッシュの方向を制御しやすい

メッシュ作成時のポイント

アウトライン表示で作業する

リアルトレースの際は、常に下絵の写真が確認できるよう、アウトライン表示(Ctrl+Yで切り替え)で作業します。色を確認したいときは一時的にプレビュー表示に戻すか、同じドキュメントを別ウィンドウで開いておけばリアルタイムで確認できます。

大まかに形を合わせてから細部を作る

徐々に形を整える

徐々に形を整える

メッシュはまず大まかに形を合わせ、アンカーが足りない部分は追加しながら形を作ります。形が決まったらスポイトで大まかに色を付け、色が足りない部分はさらにアンカーを足してメッシュを完成させます。

色が大きく異なっている部分は違うメッシュで作成します。違うメッシュを作成する場合は、間違って他のメッシュを編集しないようレイヤーを分けるか、編集しないメッシュをロック(選択してCtrl+2)します。また、メッシュの境目に隙間が出来ないよう、少し重ねて作成します。

グラデーションの方向を合わせる

色の流れを形より優先して合わせる

グラデーションの色の流れに添わせるようにメッシュを配置します。色の流れは、形よりも優先して合わせてください(色の流れを合わせてから形を合わせる)。メッシュの流れをうまく作れるようになれば、グラデーションメッシュが格段に使いやすくなります。

メッシュ作成時のポイントはまだありますが、長くなるので次回記事でご紹介します。

Illustrator グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法1

グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法1

今回から数回に分けて、グラデーションメッシュでリアルなイラストを描く方法を紹介していきます。グラデーションメッシュは、パスをメッシュ状にしてメッシュの交点に色を置いていくことで、グラデーションパネルやグラデーションツールでは表現できない複雑なグラデーションを可能にする機能です。

グラデーションメッシュの基本

まずはグラデーションメッシュ(以下メッシュ)の作成・編集方法を紹介します。

作成方法

メッシュにしたいパスを用意して、次のいずれかの操作で作成します。

  • メッシュツールでパスをクリック
  • パスを選択し、オブジェクト>グラデーションメッシュを作成

メッシュツールでクリックした場合、クリックした場所にメッシュの交点が出来ます。

メッシュツールでクリック

メニューバーからグラデーションメッシュを作成した場合、メッシュの行数・列数を指定することができます。

オブジェクト>グラデーションメッシュを作成

なお、メッシュには線を付けることができないため、線の設定をしていても線無しの設定に変わります。

色の付け方

メッシュを作成すると縦横に線が作られますが、その交点にはアンカーポイントがあります。このメッシュのポイントひとつひとつに色を設定することができ、複雑なグラデーションが作れるようになっています。色を付ける際は、下のように操作します。

  • ダイレクト選択ツールでメッシュのポイントを選択(ドラッグやShiftで複数も選択可能)
  • 通常のオブジェクトと同様に色指定

変形のしかた

メッシュは基本的に四角形から作成し、後で目的の形に変形していきます。理由は、複雑な図形をメッシュにすると、メッシュの方向(グラデーションの方向)を制御しづらいからです(これに関しては次回記事で詳しく書きます)。

メッシュを変形するときは、メッシュの輪郭部分にあるアンカーポイントとハンドルをダイレクト選択ツールで操作します。アンカーポイントが足りないときは、メッシュツールでクリックしてメッシュを追加します。

アンカーの追加はメッシュツールで

ハンドルの役割

メッシュのハンドルは、輪郭を変形するときにも使いますが、一般的なパスのハンドルとは違う役割も担っています。それは、アンカーポイントに付けた色の影響する範囲を変える役割です。

ハンドルの長さによって色の伸びが変わる

メッシュのハンドルを伸ばすと、そのハンドルが出ているアンカーポイントの色を広げることができます。逆にハンドルを短くすると、アンカーポイントの色が狭まります。ハンドルやアンカーポイントを操作することで、より複雑なグラデーション表現が可能になります。

次回以降の記事では、グラデーションメッシュの練習に最適なリアルトレースの手順をご紹介します。